【2025年版】画像SEO・動画SEO完全解説|alt属性・動画サイトマップ・サムネイル最適化の実務

検索エンジンはテキストだけでなく、画像や動画も理解し評価します。 適切に最適化すれば、Google画像検索や動画検索、リッチリザルト経由の流入が増え、ブランド認知やCV向上につながります。
本記事では、alt属性・ファイル最適化・動画サイトマップ・サムネイル・構造化データといった重要要素を、WordPress実務の観点で解説します。
画像SEOの基本
- alt属性
画像の内容を説明する代替テキスト。検索エンジン理解・アクセシビリティ両面で必須 - ファイル名
img123.jpgではなくsendai-web-production.jpgのように意味のある名称 - ファイル形式
写真=WebP/AVIF、イラスト/ロゴ=SVG、汎用=JPEG/PNG - ファイルサイズ
100KB以下を目安に圧縮(大画像は遅延読み込み) - 構造化データ
ImageObjectスキーマでメタ情報を付与
NG例
「image1.jpg」「無意味なalt」「空白のalt」→検索でもユーザーでも価値が伝わらない。
動画SEOの基本
- 動画サイトマップ
URL・サムネイル・タイトル・説明・再生URLをXMLで定義 - VideoObject構造化データ
JSON-LD形式で動画情報を検索エンジンに伝達 - サムネイル最適化
1280×720以上・16:9・鮮明な画像を推奨 - 字幕/トランスクリプト
ユーザー利便性向上+キーワード補完 - 配信環境
モバイルで再生可能か(埋め込みプレイヤーの互換性チェック)
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "VideoObject",
"name": "企業紹介動画",
"description": "株式会社マスタープランの会社紹介動画です。",
"thumbnailUrl": "https://example.com/thumb.jpg",
"uploadDate": "2025-08-01",
"contentUrl": "https://example.com/video.mp4",
"embedUrl": "https://example.com/embed/intro"
}
</script>

WordPressでの実装ポイント
- 画像最適化プラグイン
Smush / EWWW Image Optimizer で自動圧縮+WebP変換 - LazyLoad
WP標準機能またはプラグインで導入(LCP対象は遅延しない) - 動画埋め込み
YouTube/Vimeoは自動で構造化データが付与される場合もあるが、重要動画は独自にVideoObjectを記述 - サイトマップ
Yoast SEOやAll in One SEO Packで画像/動画サイトマップを自動生成 - サムネイル管理
アイキャッチ設定は必須、OGP画像・Twitterカードも同時に最適化
画像SEO・動画SEOチェックリスト
- すべての画像に意味のあるalt属性を設定
- ファイル名はコンテンツと関連する英単語に
- ファイルサイズを100KB以下に圧縮(例外は高精細必要時)
- 動画サイトマップをSearch Consoleに送信
- 動画サムネイルは1280×720以上、クリックを誘発する鮮明な画像
- 構造化データ(ImageObject / VideoObject)が正しく出力されているか検証
- モバイルで動画が正常に再生できるかを確認
成果の計測とKPI
- Google画像検索/動画検索からのクリック数(Search Console → パフォーマンス → 検索タイプ)
- 動画リッチリザルトの表示回数とCTR
- ページのLCP改善(最適化画像で表示速度が改善)
- 動画視聴完了率、再生回数、コンバージョン数
まとめ
画像SEO・動画SEOは「ビジュアルを検索可能な資産」に変える施策です。 alt属性・サイトマップ・構造化データ・サムネイルを正しく設計すれば、検索結果での視認性が高まり、流入増加とコンバージョン改善につながります。
株式会社マスタープランでは、WordPressを基盤にした画像/動画最適化とSEO強化を一括でサポートしています。
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